海老名コワーキングスペース ROLEの公式ブログです。ROLE開催のイベントレポートや、コワーキングする上での役立つ情報、色々な働き方などをお届けします。
皆さんはコワーキングスペースROLEへ、どのような期待を持ってご利用いただいていますか?
仕事に集中したい、新しいことにチャレンジしたい、ここで出会った仲間と一緒に何かやってみたい・・・ここには挙げきれない様々な思いがあるかと思います。
ROLEのコンセプトはコラボレーションを通して新しいビジネスを生み出す大人の仕事場。このコンセプトには、業種・業界・背景の異なるROLEに集う方々同士が交流しながら働くことで、仕事の幅やコミュニティを広げ、新たなサービスや価値をここ海老名から発信したい、という思いが込められています。
一方で、ROLEがあるリコーフューチャーハウスの2階には、「RICOH Collaboration Hub(リコーコラボレーションハブ)」 というスペースがあります。こちらは、リコーの技術 × 企業のアイデアや技術 とのコラボで新たな価値を創りたい、という思いが込められており、もちろん、ROLEをご利用の皆様もパートナーになっていただくことができます。
今回は、そんなリコーコラボレーションハブの推進マネージャーである、リコーの福島公洋さんにどんな場なのか紹介してもらいました。
▼目次
RICOH Collaboration Hubは2017年10月、リコーフューチャーハウス2階にオープンした施設で、リコーグループの新しい事業やサービスの創出を目的としています。
特に、リコーグループの様々な研究開発による技術のタネをきっかけとして、協業パートナー様(※)と一緒になって知恵を出し合い、これまでにない価値を創出して新しいものづくりや新しいビジネスを具現化することをコンセプトとした空間です。※リコーコラボレーションハブでは、一緒にコラボレーションしていく企業を「協業パートナー」と呼んでいます。
RICOH Collaboration Hubは、主に①技術展示エリア、②交流エリア、③ファブエリア、④ミーティングエリア、の4つのエリアで構成されています。ここでは入り口~各エリアを、写真と共にご紹介します
▼RICOH Collaboration Hubの入口
こちらが、コラボレーションがスタートしていく入り口です。入室には専用カードが必要で、リコーのメンバーがご案内します。
▼技術展示エリア
一歩入ると広がるのは技術展示エリア。リコーグループが皆さんと一緒に “より豊かな社会や未来を創っていきたい”という想いで研究開発されているテーマの一部を、ポスター・動画・サンプル等と共に展示しています。ここでは、テーマの概要やどういった内容でコラボさせていただきたいかを知って頂くことで、共創へのきっかけを見つけることができます。どのようなテーマがあるかは、「4.どんなテーマでコラボ募集しているの?」で一部ご紹介します。
▼交流エリア
技術を見てコラボの可能性を感じていただけた後は、お客様や協業パートナー様とディスカッションによる交流を図ります。交流エリアは、新しいビジネスモデルを検討したり、ものづくりのアイデアについて意見交換するためのコラボレーションスペースです。
ミーティングエリアでは、様々なプロジェクトで対話ができるよう区切られてて、アナログ・デジタル両方のホワイトボードを活用し、アイデア発想もできます。
ミーティング中にもリフレッシュできるミニカフェエリアも。
▼ミーティングエリア
交流エリアで共創のイメージを膨らませ一緒に進めていくことになったら、いよいよ協業パートナー様との“プロジェクト”に。個室のミーティングルームでは、お客様や協業パートナー様、リコーグループ関係者が集まり、プロジェクト会議を行います。プロジェクト専用の共同開発ルームとして使用することもあります。
▼ファブエリア
ミーティングエリアでの対話や、ものづくりの検討の中で生まれたアイデアをカタチにできるファブエリアもあります。プロトタイプを作成したり、動作の確認・評価・検証などを行い、今後の更なる可能性を共有します。また、100m2の広い空間を自由にレイアウトし、アイデア発想などのワークショップ会場としても利用しています。
RICOH Collaboration Hubの技術展示エリアでは、ヘルスケア・ロボット・化学・セキュリティ等、様々な分野の技術テーマを展示し共創パートナー様を募集しています。
例えば、「汎用カメラを用いた自律神経計測技術」。
リコーの複合機開発で培った画像処理技術を応用した、人の自律神経の状態を測定できる独自技術です。PCやスマホに搭載されている汎用カメラで簡単に測定でき、この測定データを活用した新規サービスの共同企画でのコラボレーションを募集しています。
他にも、「小型プリンターを用いた、見えない印刷技術」もあります。
リコーの長年培った印刷技術を応用した、自由なデザインでバーコードや文字等を見えないように印刷し、チケットや用紙に情報を埋め込む技術です。利用用途のアイデアや共同企画でのコラボレーションを募集しています。
その他にも8つのテーマ(2018年11月時点)があります。詳細は公式サイトに公開していますのでぜひご覧ください。
リコーコラボレーションハブで扱っているテーマや少しでも技術に興味がある方や、一緒にコラボレーションできそうな方はこちらからご連絡ください。追ってご来場について担当スタッフより返信をさせていただきます。
ROLEには様々な業種・業界の方が集まっており、たくさんのアイデアに溢れたスペースだと感じています。各テーマに合ったノウハウやアイデア、リソースなどをお持ちの方(もしくは繋がりのある方)、技術やアイデアを育てたり、新しいビジネス創出を一緒になって考えてみませんか?
ぜひお気軽にお問い合わせください。
■お問合せ
RICOH Collaboration Hub (リコー コラボレーション ハブ)
住所: 〒243-0436 神奈川県海老名市扇町5-7 RICOH Future House 2F
TEL: 046-240-7911 ※電話受付時間 平日9:00~17:00
Mail: ricoh-collaboration-hub@nts.ricoh.co.jp