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2018年06月15日

なぜなに?オトナのためのプログラミング解説! 「プログラミング言語って何?」Part.1

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2018年06月15日 カテゴリー:スタッフコラム
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2020年必修化のプログラミング教育。

当初「プログラミング」という言葉に驚いた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

その内容はあくまでも「プログラミング的思考」を学ぶものであり、

実際にプログラミング言語を書いたり覚えるような事はないという発表がありましたね。

とはいえ、プログラミングって結局どういうものかわからない、

「〜的思考力」といってもプログラミングがわからないから結局イメージしにくい、

もしくは単純にせっかくの機会だから少しプログラミングについて勉強してみよう!方に向けて、

数回に分けてプログラミングについて紹介していこうと思います!

 

第一弾目は、プログラミングを行う上で使われているプログラミング言語について

その実態を見ていきたいと思います!

 

プログラミングを作るために必要なプログラミング言語。

ですが、どのようなプログラミング言語が存在するのか、

そもそもプログラミング言語ってどんな働きをして何のためにあるの?という疑問にお答えします!

 

 

プログラミング言語はどれくらいある?

まずは問題です!

現在プログラミング言語は何種類存在すると思いますか?

知っているまたは聞いたことがあるプログラミング言語だけでどれくらいあるでしょうか?

コサイエのプログラミングコースで使っている Scratchも立派なプログラミング言語の一つです。

他にもなんとなく聞いたりしたものがあるのではないでしょうか?

 

10個以上知っている方は素晴らしいです!

5個以上知っていても十分かと思います。

ですが、実は現存するプログラミング言語はなんと200種類以上あると言われています。

というのもプログラミング言語は年々新しく開発されているからです。

但し、その中でも企業で実際に使われている言語は20〜30言語だけです。

代表例としては、C、C++、Java、PHP、Python、Ruby、Perl、JavaScriptなどがあります。

皆さん聞いたことがあるプログラミング言語はありましたでしょうか?

 

では、なぜそんなにたくさんのプログラミング言語があるのでしょうか?

 

と、その前にまずはプログラミング言語の働きと、

プログラミング言語がなぜ必要なのか、

プログラミング言語の存在意義について見ていきましょう。

 

プログラミング言語はコンピュータに少しでもお近づきになるための言語

プログラミング言語はコンピュータへの命令書を作成するために使います。

コンピュータは0と1からなる機械語により指示を理解することができますが、

この機械語は人間には意味を捉えにくい数字の並びであり扱うのにはとても難しいのです。

そこで登場するのが、プログラミング言語。

機械語を書けない私たちのために、人間に書きやすく、

また機械語に変換しやすいように開発者が作ったもの、

それがプログラミング言語なのです。

 

つまりプログラミング言語を直接コンピュータが理解しているのではなく、

プログラミング言語は一度機械語へ変換され、

それをもってコンピュータが理解するという3段階を経ています。

 

1.プログラミング言語でプログラムを書く

プログラミング言語を使ってプログラムを書くことをコーディング、

そして書いたものをソースコードと言います。

2.ソースコードを機械語に翻訳する

プログラミング言語から機械語へ変換することをコンパイルと言います。

3.翻訳された指示に従いコンピュータが実行する

 

このようにして、人間が扱いやすい言語からコンピュータが理解できる言語へ変換され

コンピュータが命令通り動いているわけです。

さて、Part.2では「プログラミング言語の意義」についてお話しします。

ぜひそちらもご覧くださいね!

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