コサイエでの日々の生活やプログラム、学びに関する情報をお伝えします。
こんにちは!コサイエ新メンバーの岩村です。
メンバー最年長?小学生と幼稚園の子どもがいる2児の母です。
皆さんと同じ保護者目線で色々なお話ができればと思っています。疑問や不明点等ありましたらいつでもお声掛け下さいね。よろしくお願いします!
さてそれでは親子で参加いただいた【ピクテル】を使ったカードゲーム企画会議の様子をご紹介します。
今回は【ボドゲイム】というカードゲーム開発ユニットの方々に来ていただきました!
※ピクテルの詳細はこちら
元々ボードゲーム・マンガが好きだった仲間同士が「自分達で遊んで面白いと思う物を作ろう」という所から始めたそう。そうして数作品目に生まれたこの【ピクテル】が一躍話題となり、今や在庫切れ多数でなかなか手に入らないのだとか。フランスのカンヌで行われた世界中のボードゲームが集まる大会で金賞を受賞し、今年5月から世界展開されることになったという話には参加者のみなさんからも「おぉぉぉお!」という声が上がりました。
この【ピクテル】の面白い所は本来とは違う意味を見出し、イメージを膨らませて遊ぶところです。限りあるカードの中で表現をして、相手に伝わった時、相手の意図している事がわかった時の場の共有が非常に楽しいんです!!
▽たとえばこれ、何かわかりますか?このように多様なピクトグラムを組み合わせて遊びます。
ただ、この表現が中々難しく(特に大人は固定観念があるので・・・)この日の様子を見ていても、子ども達の方が自由な発想で次々とピクトグラムを組み合わせているように感じました。想像力が止まらないみたいです。
▽子どもも、大人も夢中になって取り組んでいます。
また、子ども達の中から平面にカードを置くのではなく、カードを立てて3枚のカードで立体的な表現を始める子が出てきました。製作者の発想には全くなかったそうで、これには驚いていました。子どもの想像力ってすごいですね!
そして後半は本プログラムの肝となるオリジナルカードを作るデザイン会議!
▽透明なカードに自分の思い描くピクトグラムを書く様子
素晴らしいデザインがあれば商品化されるかもしれないということで、子どもたちも自ずと力が入ります。前半の遊びから打って変わってみんな真剣な表情…それぞれ自分でデザインを考え「なぜそのデザインなのか」「どういう組み合わせで遊べるか」をプレゼンをしていきます。
▽ボドゲイムの方が、一人ひとりにデザインしたカードへコメントをくれました。
プレゼン後は質疑応答の時間。面白いデザインが色々と出てきました!
プレゼン終了後に開発者の方が言っていた言葉が印象的でした。
例えばゲームデザイナーになりたい子…
・まず色々なゲームに触ってみよう!(特にアナログ)
・遊んでみて、いい所、わるいところ、自分だったらこうするのに…という風に考えてみよう。
・そして作って試そう
そうする事で自分が思ったより面白くない事もあるし、自分が面白いと思う事が人には違ったりする場合もある。人の意見を聞いてみよう!というお話をしていただきました。
自分の考えを相手に伝え、相手の考えを受け入れる…大切な事ですね。
遊び、学びを通し子ども達に少しでも伝わったかな?
開発者のお二人は有名になってしまったからもう来てくれないのかしら・・・なんて冗談も言いつつ、最後はみんなそろって記念撮影。手に持っているのは自分がデザインしたカードです。
▽みんなで記念撮影。(※後列の右から2番目が大野さん、3番目が中島さん。共にボドゲイム)
ボドゲイムさんとは、第2回目の企画も準備中です!今回参加できなかった方も是非次回はご参加くださいね。