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2016年5月19日

【コース開講記念】GEMSを知ってもらうための緊急対談(前編)

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2016年5月19日 カテゴリー:GEMS / イベント告知 / レポート
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GEMS

 

これまで単発プログラムとして行ってきたGEMSプログラムですが、いよいよ6月26日から「GEMSコース」が開講します。開講を記念して、コサイエの三上がこのブログをご覧いただいている皆さんに代わって、GEMSの魅力は何なのか、GEMSコースで何を得られるのかなどの疑問をぶつけるため、ジャパンGEMSセンター研究員:鴨川さんとの対談の場を設けました。(立会/写真:山崎)

 

 

 

 

三上:今日はよろしくお願いします。コサイエの開業から半年が過ぎて、この春コサイエとして初めての新1年生を迎えることができました。次はまたまた初めての夏休みも待っています。ドキドキワクワク、日々子どもたちと奮闘しています。鴨川さんはコサイエにはもう2回来て頂きましたが、コサイエの率直な感想はどうでしょうか?

 

鴨川:コサイエはコンセプトがしっかりある印象と、ワクワクさせるような場所で子どもたちが惹きつけられるという印象が強いです。

 

三上:ありがとうございます。「マルチプルインテリジェンス(以下、MI)」を導入している点もGEMSとの共通点だと思っています。お互いに「学びの場」を提供するというコンセプトも共通かと思います。GEMSもしくは鴨川さんとして、MIの観点から子どもたちをどう捉えていますか?

 

鴨川:最近は子どもたちのMIも偏っているように感じます。本来はそれぞれ得意不得意ある子がいるよということが、ハワード・ガードナー(MI理論を提唱したハーバード大学の心理学者)の考えですが、現在はテレビやゲームなど視覚に接する機会が増えることで、子どもたちが興味を持つものも限定されてきている。そういう意味で「視覚・空間知能」は強そうだなと感じています。なので、興味の幅を広げていくコースやコンテンツ、環境があることはとても重要だと思います。

 

三上:なるほど。ちなみにGEMSの教室に参加される層はどんな方が多いですか?

 

鴨川:(GEMSの)親子講座に参加される親御さんは、子どもと一緒に何か楽しみたいという好奇心が強い人が多いです。それによって何かにチャレンジする気持ちを持てている子もいれば、とりあえず親御さんについてきたという子もいて、割と二極化されているかなと思います。

 

 

GEMS_taidan1

 

 

 

三上:たしかに。子どもを思って、保護者の方が選ぶというのは珍しいことではないですよね。

 

鴨川:そうなんです。これから何をするのかわかっている子、わかってない子がいる。ワークショップをやる時はそこをフラットにする作業を、アイスブレイクを兼ねてやっています。スタートラインをある程度そろえてあげることも最初の認識に必要かと思います。前回コサイエでプログラムをやった際も、コサイエに登録している子もいれば初めての子もいて、親御さんの中でもワークショップ自体が初めての方もいれば、慣れている方もいる。そうなった時に、そういうのは関係ないという安心感を作っておくのは大事なのかなと思っています。

 

三上: GEMSの魅力はそこにあると私も思っています。一つのプログラムの中に、子どものモチベーションを高める仕掛けがあり、僕はそこにすごく惹かれています。特にさっき言ったように、今日何するかわからない子どもが来ても、最後に帰る子どもたちはみんな満足げに帰っていくのがGEMSの魅力なのだと思います。

 

鴨川:たぶんそれも一種のMI的な関わり方ですね。あともう一つ、多様性ということでいうと、人種や文化や宗教や言語の多様性ってアメリカはすごいじゃないですか。そうなった時に、ここではそれぞれが尊重されるという前提は常に必要なになります。みんなが何を大事にしているとか、何が得意不得意とか、何が好き嫌いとか色々あると思うが、今日はまずここから始めるよというラインをそろえる作業は常にいろんなプログラムで意識しています。

 

三上:今後も深い付き合いになるでしょうし、今日はGEMSのことだけに限らず、鴨川さんのことも詳しくお聞きしたいと思います。

 

 

 

GEMSとの出会い

三上:まず、初めに鴨川さんの人となりについてお聞きしたいと思いますが、教育や福祉に行く人って子どもの頃に原体験がある人が多いと思うのです。鴨川さんがどのように教育の道に行こうと思ったか教えていただけますか。

 

鴨川:まず両親が教員なんです。でも、だからということはなくて。母親が特別支援学校教員だったので、その子どもたちの中に投げ込まれていたこともあり、幼少期にノーマライゼーションされていて、色んな子がいるという多様性の感覚っていうのは幼心期に染み付いていたのだと思います。

 

「教育」を意識したのは、中学3年生のときの先生がとてもステキな素敵な先生だったのが理由かと思います。そこが1番最初に教育を意識した理由だと思います。

 

もう1つの理由が、高校2年のときに友達が不登校になってしまったんです。結構仲が良かったのに上手く相談にのれなかったなと思い、そこから人を楽しませたいと思う気持ちが強くなり同級生とコンビを組んでお笑い芸人をめざしていたんです。

 

三上:そうなんですか(笑)それは意外ですね。

 

GEMS_taidan2

 

 

 

鴨川:でも、僕が浪人したこともあり、(コンビは)自然消滅しました。そこから、お笑いはプロにならなくても個人レベルで人を楽しませれば良いやと思ったんです。その想いから、人の気持ちをエンカレッジ(楽しく)させる人になりたいと思い教育心理学科に進学をしました。カウンセラーを目指していたんです。

 

三上:それはそれは。実は、(カウンセラーを目指していたのは)僕も同じです。

 

鴨川:学部1年生のときの臨床心理学の先生からつらい話を聞いて、人を救いたくてカウンセラーになったのに、死なれる前提なんて、やってられないなって思い目標を見失ったんです。そこから、色んな授業を受けました。本当に色んな授業を受けましたね。「人形浄瑠璃入門」とか(笑)

そんな中で、1個ぐらい心理の先生の授業もとらなきゃなって思って取った授業が学部と院の先生の授業でとっても面白かったんですよね。その先生がやっている児童会に入り結構外遊びを頑張ってやっていたんだけど、雨が降ると自分たちでは何にもできなかったので、雨の日の過ごし方について悩んでいたときに先生から薦められたのが、「GEMS」でした。

 

(GEMSの)資格を取りに行って会場で仲良くなったのが、GEMSセンターのスタッフだったんです。話をしていくうちに、「手伝ってみる?」って話になり、通うようになりました。それが大学3年生で、大学院に進学してGEMSの研究などをやり最終的にはGEMSに入りました。

 

三上:どういう経緯でGEMSセンターに入ったのかを、この後聞こうと思っていたのですが、そこからもうつながっているんですね、質問する手間が省けました(笑)

 

 

 

「楽しく遊んでいたら、力がついていた」それが理想系

鴨川:学部の時は「遊び研究」をやっていました。なぜ遊びの研究をやっていたかと言うと、東京に出てきた時に小学校でインターンをしていたんですが、そのときの小学校3年生の男の同士の会話で「今日遊べる?」って男の子が聞いたら「今週は・・・・木曜だったら」って話していて、サラリーマンのような会話を聞いて「都会の子どもってそんなに忙しいんだ」って驚きました。

 

三上:時代もあるのでしょうが、私はほとんど習い事に行かなかったので、私も同じです。

 

鴨川:自分は浪人するまで塾とか行っていなかったし、今まで社会を作って来た大人たちも小学校からガッツリ塾に行かなくても立派に生きてきた訳で、そこに不自然さと疑問を感じたんです。家庭でやって学べたら1番いいよなぁって思って。そんな経験と、楽しく遊んでいる様な環境の中で気づいたらちゃんと力がついているという「GEMS」(の魅力と)が、結びついたのかも知れないですね。

 

三上:GEMSの大事なポイントとして「家に持ち帰られる学び」ってあるじゃないですか?親子に分かれて楽しく学んで、家への帰り道でも、家の中でも親子の会話が生まれ、それをきっかけに家庭での学びへの発展性があるという。これはすばらしいことです。

 

鴨川:そうですね、よっぽどの要請がない限りは、GEMSプログラムは親子で受けていただいていますね。あと、遊びに関してもう1点。人の行動は最終的に三大欲求(衣食住)に結びついているといわれています。でも、「遊び」という行為は、人間の行動の中で唯一生存行為に結びつかないという定義がありました。「遊ぶ」こと自体が目的になるわけです。生存行為に関係ないのに産まれた瞬間の赤ちゃんからお年寄りまで皆遊ぶのです。つまり、自分を満たす為の行動といえるわけです。

 

三上:自らを充足する行動は自ずと自発的に行われるから、つまりそれが主体性であることにつながるということですね。

 

鴨川:はい。それにつながるデータがあるので、それをお見せしたいと思います。

 

 

>>>後編に続く

 

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